モーター修理
モーターに関わる事のほとんどが対応可能です。ベアリング交換や巻き替えは当然のこと、定格電圧の変更や軸長さや太さの変更、フランジ形状変更、プーリ変更等の各種改造、軸折れ、軸摩耗等の機械的な精度修正なども問題ございません。各メーカーの水中ポンプや電磁カップリングモーター、減速機などの整備にも対応しております。
モーターコイル巻替
0.1kw~55kw程度の低圧三相誘導モーターコイルの巻替。単相モーターの巻替。外国製なども問題なく巻替可能です。まずは連絡してみてください
コイル絶縁回復
水や伝導性の汚れが付着することによる絶縁の低下を洗浄・乾燥した後、ワニス処理して回復させます。容量の大きさ・直流/同期、種類問わず回復修理が可能です。
電圧変換
モーターの定格電圧を変更する場合は、結線替えをする事で対応が可能です。並列を直列にすることで倍電圧にしたり、逆も可能となっております。ただし出来ない場合は巻替の対応となります
リード線取替
モーターリード線が断線・ショート、被覆の劣化等、障害がリード線のみの場合でも修理可能となっています。
もちろんワニス処理も行わせて頂くので、コイル全体のオーバーホールとして最適です。
汎用モーター整備
工作・農業用の機械や食品、医療、事務機器等多岐にわたり使われる汎用モーターの整備を行っています。
使用する機械によって様々な規格がありますが、一つ一つの個体に合わせた対応を致します。
直流モーター整備
コミュテーターの摩耗により火花が発生する事があるので、そこを旋盤で削り、溝を切り直し新品同様にします。火花は放置しているとコイル損傷の原因となりますので、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
巻線型モーター整備
スリップリングやブラシ付近から火花が出る場合にはリング面の荒れ、偏芯、ブラシの摩耗などが考えられます。
スリップリングを旋削してブラシの当たりを修正することで修理します。
可変速モーター整備
可変速は主に電磁石を利用した非接触のマグネットカップリングを使い行うものです。インバーター登場以前の速度制御のメイン方式でしたが、今では作られていないようです。これらの整備も問題ありません。
サイクロモーター整備
サイクロモーターとは、アイドルギアを無くしてクランクを付けた遊星ギアのようなものです。一般的な歯車ではなく、ピンや曲線板を使い歯先干渉を抑えています。部品供給がある型式でしたら修理は問題ありません。
ギアモーター整備
ギアは油に浸かっている限り殆ど摩耗することがありません。
ですのでシールやゲージが劣化して油が漏れたり、ゴミが入ったりしないようにメンテナンスが大切になります。
水中ポンプ整備
水中ポンプの不良はメカ室が破損して、コイル内に水が入り絶縁低下することが殆どです。その際はコイルを洗浄乾燥ワニス処理して絶縁を回復させ、メカニカルシール等を交換して新品と同程度に整備します。
振動モーター整備
振動モーターはアンバランスウエイトを回転させて振動します。その際のラジアル荷重は非常に大きく、ベアリングは酷使されています。給油を怠るとベアリングが破損してしまう事が多々あります。定期的なメンテナンスが重要です
ファンモーター整備
大型ファンモーターを長く使用していると、歪みなどでバランスが崩れて振動が大きくなる事があります。そういう場合はダイナミックバランサーで調整する必要があり、対応可能です
溶射加工
溶射加工は、モーターのブラケットのベアリングハウジングの交差が悪い場合に行います。悪くなった箇所を削り取り、高温で粉を吹き付け盛り上げて、旋盤で削って仕上げます。ステンレス系で固いので元の鋳物より長持ちします。